ケツカンマ問題

Javascriptを調べ初めて、いろいろなサンプルで、
連想記憶配列‥オブジェクトというのか‥の定義において、
明らかに文法的に逸脱していると直感する、最後の要素の末尾にカンマ
が付加されている事例が多数見られた。
カンマとはセパレータであり、セミコロンのような終止符ではないんだから
付けちゃだめだろう、と思って、小まめに消したりして修正したりもしたが、
あまりに数が多く、調べたら、表題のようなネーミングもついた有名な問題だったと知る。


確かに、繰り返しをコーディングする時、気を遣わなくて済むから楽だよな
とは思う反面、雑なセンスの人が多数派なんだなとため息が出る。


算数を習い始めて、植木算、という話題を知ると思うけれど、当然、
素数よりもセパレータ数は1個少ないんだから、
繰り返すコーディングを自動化すれば、最初か最後にしわ寄せが来るのは
当然の話で、自分は、この手の問題に対しては、誰に教わることもなく、
言語仕様が許せば 行頭にカンマを付けて対処していた。そういう流儀が
あることも今回合わせて知った。

ただまあ、こういう誤用(断言してしまう)が主流になるのならば、カンマ
をセパレータではなく、複数要素定義時の終止符として定義しなおせばいいのであって
“許されているから”、“ブラウザが解釈してくれるから”という根拠の現状は
無駄に状況把握のコストがかかっているなぁと思う。