nPOPのようにiMapのメールサーバを管理する

メイルをダウンロードせずに、メイルサーバをnPopのように管理することはとても便利だ。メイルファイルをダウンロードしないから容量を気にしないで済み、特定のPCやデバイスにインストールせずにUSBメモリなどに入れて持ち歩けるので。

 

popだけ扱っていればよいのなら、nPop一択。いったん枯れたかと思ったけど、スマホ版で華麗に蘇ったかと思えば、何事もなかったように継続されててとても嬉しかった。

 

このところ、スパム管理を行う都合上、メイルサーバに対してiMap接続をする機会が増えた。これに便利なのは、Sylpheedが結論だった。

 

その前に、iMapのアカウント同期は、(unix)管理者レベル、あるいはメイルソフトとアカウントというレベルでは情報はあるものの、アカウント-アカウント間の同期となると、やることは簡単とは思うものの、それを実現するツールはないなぁということが分かった。この件の結論としては、フランスの作者が公開している文字通りのimapsyncが自分の知るところ唯一の解法で、自分はお金を払って使っている。

次に、日々のメイル管理ではあるが、前述のSylpheedを持ち運んでnPopのように運用するのが良いように思う。ただこれは、安定してるが割と古く、ちょっと癖があるかな。特に、

メールボックス一覧(フォルダツリー)の並び順が固定されていて、 通常はユーザーの手でソートすることができない

 問題は、最近のソフトが普通ドラッグアンドドロップで簡単に並び替えられる時代からみると、使いにくく感じる。だが解法はあって、folderlist.xmlの直接書き換えのようにやればよい。

あと、インストール直後に、メールボックスを作らされると思うが、すぐに、ファイルメニューのメールボックスの削除で消してしまって、フォルダツリーにはアカウントだけが並ぶようにする。そして、設定メニューの新規アカウントの作成で、管理したいiMap4サーバーのアカウントを追加していく。

また、このままでは設定がRomingフォルダに保存されてしまうので、.exeと同じフォルダにある『sample-sylpheed.ini』を❝sylpheed.ini❞にリネームして中に書かれているフォルダ名の新規フォルダを作ってその中にRomingフォルダのSylpheedフォルダにあるファイルを全てコピーする。

 

こんなとこかな。