[winmail.dat]winmail.dat問題のOutlookでのコロンブスの卵的解法は自分に転送すること

winmail.dat問題のエレガントな解法を思いついたので公開したいと思います。

winmail.datが添付されたまま、そのメイルを自分宛てに[転送]することです。

あ~ら不思議、転送されたメイルには、本来添付されるべきファイル形式に戻って添付されてきます。

 

この問題、Outlook同士では起きないと言われているのに、Outlookで受信したメイルの添付書類がwinmail.datなってしまっていることを経験して試行錯誤しました。

 

 一般的な説明は

togeonet.co.jp

が詳しいので参照をお勧めします。

 

ただ、いくら解決法だと言っても、送ってくれる人(お客さん?)に、Outlookの設定をどうこうしろとか、レジストリをいじれとか、Exchangeサーバーの設定がどうこうとか、指示するのは、面倒くさい。

で、今回知ったのは、その送られてきたwinmail.datをデコードして戻せるって事でした。曰く、

winmaildat.net

のようなウェブツールになっていたり、オンプレミス解読ツールになっていたり。そのような解説は

bun6memo.blogspot.com

が詳しくて参考になりました。

中でも、GMailに添付して送ると抽出してくれるというくだりは目を引き、これが決定版かなとさえ思いました。

 そこで、winmail.datが添付されたままGMailアカウントに転送してみたのですが、

その際自分は、自分宛てにBCCするマクロも組んでいるのですが、なんと、GMailに転送したものだけでなく、自分宛てのBCCもデコードされて添付が戻っていたのでした。

 多分、Outlookが送信する際に、winmail.datを元の形式に戻して、現在の設定(リッチテキストではなく、テキスト形式(又はHTML形式))で送ろうとしてくれるからなんじゃないかと思っています。Outlookの挙動はOutlook自身が最も熟知しているので、それを解読ツールとして使う感じですかね。

 自分宛て転送ならセキュリティー的にもクリアできそうで相手にややこしい技術的やり取りもなくやり過ごせるので、もしこの解法が一般的に通用するならおススメです。

【復旧】[Windows11][メモ帳][F10]半角変換ショートカットキーが変更になった模様F9⇒F8

Windows11のメモ帳で、いつもの通り半角英数を入れようとして

F10キーを打ったところ、変な記号が出て機能しない。

しばらくは、「変換キー」を2度打ったりして対処していたが、

やっと対処法が見つかった。(可笑しなことに「無変換キー」は機能しない)

 

情報を知ったきっかけは

answers.microsoft.com

対応の仕方が不親切で冷淡で、失礼極まりない。ひどいと思う。

 

で、ボクの見つけた対処法は

F9⇒F8 の連打

これは、よく半角カタカナを打つときに、

F7⇒F8の連打

をやるのの応用としてやってみたら、イメージ通りの動作となった。

くだんの、サポートページの回答はこたえとして間違ってるよネ

求める動作への答えとしては。

その上、メモ帳以外では、F10が正解なので、それもまた変な話ではある。

続きを読む

[WindowsServer2008R2][Excel][~$]共有フォルダのチルダドルファイルが消せない、読み取り専用でしか開けない、場合の解決法

共有フォルダにあるいわゆる チルダドルファイル、エクセル書類が開いた時に一時的に出来るロックファイルが消せなくなった時の対処法。

1.症状

1.1.チルダドルファイルとは

ファイル共有フォルダにあるエクセル書類を開いている間、同じディレクトリに隠しファイルで、ロックファイル

~$(エクセル書類名)

が出来る。これの事を俗にチルダドルファイルと呼んでる人も居るみたい。これは不可視の隠しファイルで通常は見えないが、隠しファイルを見えるように設定していると見える。元のエクセル書類が閉じられると、自動的に消える。ちなみにWindowsServer2008R2マシンにはオフィスがインストールされていないので、元エクセル書類もチルダドルファイルも白紙アイコンの同じ拡張子を持ったバイナリファイルに見える。

1.2.読み取り専用でしか開けなくなってしまう

一般にチルダドルファイルが存在していると、誰かがそのエクセル書類を開いているという事なので、元のエクセル書類は扱えないのが筋です。そのため、通常、この状態で元ファイルを開こうとすると、読み取り専用でしか開けません。その際に、開いているホスト名と、そのユーザ名を表示されることがあるので、慌てずポップアップの情報は確認して控えておくべきです。

1.2.1.幸せな結末

誰が開きっぱなしになっているのかが分かれば、その人のPCへ出向き、閉じてもらえば、この問題の最も幸せな結末です。でも、この問題を検索する人は、そんなことくらい真っ先にやっている事でしょう。そのPCで書類を開いてなくても、不完全なプロセス終了によって、タスクマネージャーでエクセル関連プロセスをkillしてもらったり、場合によっては、そのPCを再起動、あるいは完全シャットダウンしてもらうオプションに考えがたどり着くのは簡単でしょう。

1.2.2.自分は開いてないのに自分が開いていると言われてしまう

圧倒的に、困っているのは、このケース。情報をネットに求めるのもここからだと思う。

その書類をダブルクリックで開こうとすると、

○○.xlsxは編集のため「△△」によってロックされています。

使用者は'ほかのユーザー'です

と表示されたと思う。「△△」はホスト名が表示されていたと記憶があるが、今思い返すと記憶があいまいで、ネット上にはそのようなキャプチャーがすぐには見つからない。記憶違いかもしれない。

 

で、ポイントは、ユーザー名が、ログインしたユーザ名ではなくなぜか「ほかのユーザー」になっている点。

 

この時点で、

1)エクセルが開いていたら全部閉じる

2)タスクマネージャーでエクセルっぽいプロセスがあったら全部killする

3)PCを再起動する

くらいは、誰に何も言われなくてもやると思う。

自分のPCをシャットダウンした状態で、サーバー上で

net session

コマンドを叩いて、セッションが残っていないか確認して、あればkillする(やり方忘れた)をするかも知れない。

だいたいそこまでやって、どうしようもなくなった状態でSOSとなると思う。

1.3.まとめると、

(隠しフォルダのチルダドルファイル)~$〔エクセル書類ファイル名〕.xlsx

(その元書類)〔エクセル書類ファイル名〕.xlsx

のペアが出来てしまう。

エクセル書類を開こうとすると、他で開いているからロックされているとポップアップが出て、読み取り専用でしか開けない⇒ファイル更新できない、別名保存しかできない

これらのファイルを消そうとしても、使用中なので消せない

2.解決編(解決してないかも)

2.1.関連付けられたハンドルを検索する方法(空振り)

定番の方法で、あと一つやってなかったのは、きちんとしたプロセス検索の方法。

4thsight.xyz

ざっくりメモすると以下の通り。resmon.exeで起動するらしい。CPUタブを選んで、「関連付けられたハンドル」の検索ボックスに対象のファイルのパスを入れて検索。ヒットすればプロセス終了。

クライアントPC、サーバーとも、検索結果が出ませんでした。

2.2.ファイル強制削除ソフトをインストール(うまくいくものなし)

「削除ボタン」を押しても、ロックされてません、ってメッセージが出て、消してくれません。どんなの入れても(沢山あるのであまり試してませんが‥)。ロックしてないんなら消せよ、とか思うけど‥。

2.3.tmpファイルを消す方法(やらなかった)

www.en-pc.jp

によれば、tmpファイルを消す方法が古からあったらしい。見つかったのが後からなのでやらなかった。そもそも、該当のPCを完全シャットダウンした状態でも消せてないので、あまり期待はできませんが、こんど似たようなことがあったら試してみよう。

この方法は、

C:\Users\<ユーザ名>\AppData\Local\Temp

の中身を消去する方法でしたが、似たような方法に

C:\Users\<ユーザ名>\AppData\Roaming\Microsoft\Excel

の中身をクリアする方法もあります。これはやってみましたが

うまくいきませんでした。

あと、エクセルのコマンドで、「読み取り専用の設定/解除」と

いうものをリボンに登録して使う方法もあるみたいですが、

うまくいきませんでした。

2.4.再起動(サーバを再起動したら負けた気になる‥)

クライアントPCで出来ることはやりつくして、

しかもそのPCは完全シャットダウンしておいた状態で、

サーバー上でも同様のセッション確認、ハンドル確認しても

空振りに終わったら、いよいよこの物語も終盤に差し掛かってきた

感じがします。

自分が知らないだけなんだろうけど、Windows10 の情報は割と

あるのに、Windows Server OSの情報は、検索にヒットしない。

そもそも、サーバー機を導入するのって、再起動とか頻繁にしないで

管理できるからなんじゃないのかね。ぶつぶつ言ってても仕方がない。

これを実行するのは、技術的な問題よりも、対人的なスキルが要求

される‥

2・4・1.再起動後は‥

当該フォルダを見ても、一見何も変わってないように見える。

元エクセルファイルはともかく、

チルダドルファイルも(不可視属性ではあるものの)そのまま残っているし‥

2.4.1.1.元エクセルファイルを開く

で、元エクセルファイルを、別クライアントからダブルクリックで開くと

エラーポップアップなく普通に開きました。

編集後の保存も可能です。

但し、閉じても、残っているチルダドルファイルは消えませんでした。

2.4.1.2.チルダドルファイルは

で、そのチルダドルファイルですが、隠しファイルも表示されるモードで不通に削除されてしまいました。

 

再起動前と何が違ったのか今となっては謎なので、再起動せずにこの状態へ持ってこれるかどうか今後も気にしてはいこうと思います。

[Windows11]ネットマスクの設定表記が元に戻ってた

Windows10の歯車からのネットマスクの記法は、

昔からのビットイメージで、

255.255.255.0

のように書く例では、

24

と書くように変更になって、原理を知らないとちょっと

引っ掛かりポイントになっていたのが、Windows11で、

ネットマスクを「24」とか入力してしまうと、エラーとなって

DHCP(自動)になってしまう。まさかと思って、昔の記法

に戻したら通った。ちょっと脱力。

DNSの設定に、暗号化の設定が増えてたのも謎。

[Windows10]Windows Update のエラー対処

検索で得られた手は尽くしても、どうしてもエラーが抜けない時の、やっと対処法が分かった。

ハードは比較的新しいのだが、追従を怠ってたり、リカバリーで初期化してしまったりして、つまづいているのが20H1あたりであることに着目。(現時点での最新が21H2)

Windows11にはできるのだが、とりあえずWindows10での運用にとどめておきましょうか、で、止めるにあたっては(Proなので)グループポリシーでWindows10にとどまることを指定することはできるけれど、そういう操作をしたら、どんなことが起こるか見定めたい、という試行錯誤の作業の中で起こった経験。(結局いらぬドライバ更新をしてしまったからかボードが壊れて修理。交換後もWindowsUpdateエラーは残っていた。)

定番の方法は流布されていて、(DISMでソース指定する方法まではやれなかったが、今回はそれが必要に思われる感じの状況だった)結局なにをやってもうまくいかなかった。

結論から言うと、ここ

www.microsoft.com

でWindows10であるにも関わらず、構わず上部の[今すぐアップデート]ボタンを押してしまう事で解決した(Windows10アップグレードアシスタント)。心配したエラーの痕跡もきれいに掃除されてあった。但し、99%で止まってしまう問題とか既知の難所は知られていて、80%を超えると極端に遅くなったが、突然再起動を促されて完了したのには安堵した。

[google]安全性の低いアプリと Google アカウント

とっかかり http://mail.google.com

 

設定確認 歯車(設定)⇒全ての設定を表示⇒メール転送とPOP/IMAP⇒POPダウンロード⇒設定手順

 

メールクライアントにログインできない場合

 

  1. 2 段階認証プロセスを使用している場合は、アプリ パスワードを使ってログイン
  2. 2 段階認証プロセスを使用していない場合は、安全性の低いアプリがアカウントにアクセスすることを許可

但し、後者は、今年2022年5月30日(月)以降使えなくなる。

 

以前は、かなりお勧めはしない、って言われてたように記憶してるけれど、アプリパスワードを用いたアクセスが個人の場合には使い勝手が良さそう。

 

で、古いメイルユーザーエージェントを使い続けたい場合は、OAuth認証のラッパーが必要になり、現在のところ試用してハッキリ使えたものが、O2Popper 

但し、シークレットファイルに作者のメイルアドレスがチラ見える工程があって、ちょっと気持ち悪い。ここ自作できる方法はないんかな。Googleのわかりにくい資料とか難解なRFCとか紐解かないといけないのだろうか。中身をみてもプロトコルのステップをべた書きしただけの感じもするし、

ingage.jp

によれば、100アカウント以上ではGoogleから承認を取らないといけないみたいだし、どの方向で頑張ればよいのかを考え中。

続きを読む

[Windows11][Quick Launch]ランチャー難民になりました。

Windows 11 になって、いよいよ「クイック起動」が失われた。

これは仕方がない一面はあると思う。なぜなら、フォルダ「Quick Launch」のパスが、

C:\Users\%USERNAME%\AppData\Roaming\Microsoft\Internet Explorer\Quick Launch

であるからだ。IEの終了が今年2022年6月16日(木)に迫っているのもあるだろう。

 

それで、CLaunch を導入してみたが。いまいちしっくりこない。

Windows10対応しか謳われていないので手を出していなかったが、Orchis を試したところ、割と良さげなので、現時点ではこれに落ち着きそう。

 

ここのところ、「Windows11 ランチャー 階層」(あるいは「Windows11 Quick Launch」)というキーワードで検索を繰り返すが、中々うまい解法に辿り着けない。

 

定番の検索結果として、 

https://www.tipsfound.com/windows11/06007

  • 「Quick Launch」というフォルダをタスクバーのエクスプローラーの開くフォルダへ登録する方法
  • 「Quick Launch」というフォルダをスタートメニューに表示する方法

が紹介されている。でもそれって「Quick Launch」というフォルダに辿り着くだけで、そこに登録しようした意図する動作は得られない。

 

次に定番の検索結果は、

plaza.rakuten.co.jp

本腰を入れてシステムへ手を入れることになる。これはこれでアリだと思うが、ここまでする覚悟はまだ決断できていない。

 

そもそも、

www.nishishi.com

にあるように、こういう流れが主流だったら今こんなの苦労することはなかっただろう。実は解法を提示されてたんだネ。でもWindows11のモバイルとの共通志向によってこの路線は途絶したんだろうなぁ~でも、このWindows8ライクなタイル空間は気になっていたが、こういう意図と活用方法があったとは気づかなかったな。

 

その他、【2022年版】Windowsにまず入れるべきおすすめフリーソフト/便利アプリ40選には、かなりマニアックだが一部志向が似てるものが紹介されていて刺激を受けた。その中に冒頭の Orchis を知ることとなったのが現状。

 

‥ということでメモ

Orchis

ダウンロード
http://www.eonet.ne.jp/~gorota/

使い方
https://www.gigafree.net/utility/orchis.html