Windows11 にて、さっきまで動いていた Outlook2013 が タイトルのような「エラー」ポップアップを表示して起動しなくなった。
(他にも、エクセルが書類ダブルクリックで、起動はするが書類は開かない症状があり、こちらは、レジストリの /dde 記述部分を "%1" 含みの文字列へ置き換えることで治ることが分かっている)
この症状は、検索によれば、古くから(遅くともWindows7時代)あるようで、解決方法も分かっている。
「プログラムのアンインストール」から、変更で、修復をすることが定石になっている。
今回は、修復では、症状は快方に向かわなかった。クイック修復、オンライン修復、どちらもダメ。
そうなった場合は、一旦アンインストールして、再インストールする。これも定石だ。今回はこれで治った。
再インストールの際、なぜか、そのオフィスプログラムライセンスが登録されているマイクロソフトアカウントにサインインさせられるという謎ムーブがあって、それが今回のアップデートでの肝だったんだろうと思われた。
一応、MS Office2013はWindows11では動作しないことになっている。しかも、2013は半年ほど前にサポートが終了している。従って、再インストール出来なくなる最悪の事態も十分想定されたが、今回はそこまでではなかったようだ。
‥で終われば平和だった。
今回は、再インストールでも治らず、結局
- Microsoft365 を導入するか
- 最新のパッケージ版(執筆時点では「2021」)を購入するか
どちらか二択となった。
職場では、ハードウェアの陳腐化が比較的早そうなので、
デバイスプレインストール版を基本に回し、
自宅では、Microsoft365(旧「solo」)となった。
自動的にsoloがMicrosoft365に更新されていたので、
追加で費用が掛からずに、複数台数インストールの利点を生かすことが出来た。
Microsoft Office 2013 は、2023年4月11日にサポートが終了したと言われている。その後の使用は自己責任だと思っていたところ、9月の連休前後に、
Excelの書類がダブルクリックで開けない。
という症状で、異変が発覚した。
次に、致命的な症状として、
Outlookが【この記事の表題の】ポップアップを表示して起動しなくなる
と、使えなくなってしまった。現在は、発症していない環境でも、
Officeアプリのアップデートを手動でした瞬間、上記の発症が起きたケースもあった
ので、既に今使えている環境でも、潜在的に継続使用は無理だと
諦めた方が良い。
但し、良い事もあって、Office2013をアンインストールして、その後新版
をインストールしても、それまでのサーバやアカウントの設定やデータは
ほぼ完全に引き継がれる。Outlookは相当やり込んだ設定になっていることが
多く、再インストールはそれらを思い出しながら再設定作業をすることを
思うと気が重いものだが、その心配だけはない。(なんと、セルフBCCマクロ
の設定までちゃんと受け継がれる)
この問題の情報はネット上には古くから、サポート期間内の物が流通しており、
今回の症状に対しては若干ノイジーである。
そこで、今回の症状に対してクリティカルだと思われる、情報を以下に蒐集する。